千葉県松戸市の霊園・お墓事情
2017年6月27日
千葉県松戸市は、江戸川の東側に位置し、JR常磐線のほか、北総線や武蔵野線、新京成線と複数の路線が市内を走っています。都心へのアクセスも良く、都内へ通勤するためのベッドタウンとして、昭和30年代から50年代にかけて急激に人口が増加しました。今では千葉県内では、千葉市、船橋市に次ぐ人口となっています。現在、人口の増加が大きい頃に、ちょうど働き盛りだった世代が、霊園やお墓を検討しています。松戸市の墓地や霊園の特徴についてみていきましょう。
都市型霊園が複数ある
松戸市には宗派不問の公園型の私営霊園が複数あります。市街地近くでありながら自然豊かに作られており、管理人が常駐し、法要を行えるホールを備えているところもあります。中には納骨堂の他、最近話題の樹木葬や永代供養に対応したり、ペットが一緒に埋葬できたりするところがあるなど、現代のニーズを反映しています。
寺院や寺院が運営する霊園もある。
松戸市の各寺院でも空きがあれば新しくお墓をたてることを受け入れています。寺院は過去には檀家になることが必須とされていましたが、最近は時代を反映してか、過去の宗派にはこだわらないだけではなく、檀家にならなくても受け入れてくれる寺院があります。また寺院が開園した樹木葬の霊園や、ペットも一緒に受け入れているところもあります。
公営の霊園は2か所ある。
松戸市には、公営の霊園が2か所あります。一つは松戸市が運営していますが、もう一つは東京都の霊園になります。
松戸市が運営する松戸市営白井聖地公園
松戸市立霊園は、松戸市が運営する唯一の公的霊園で、松戸市のお隣である白井市にあります。市民の墓地需要が高まった昭和63年に開園しました。すでに平成16年に全区画が埋まっており、現在は区画の空きに応じて募集があります。
市民の憩いの場に 東京都営霊園「八柱霊園」
江戸川を挟めば東京都という土地柄、昭和10年に、東京都が運営する霊園がつくられました。季節の花が美しく、園内散策も楽しめるため松戸市民には馴染みの公園として親しまれています。また、基本的には東京都住民が利用対象となりますが、その立地から松戸市民にも一部募集の枠があります。年度ごとに募集がかけられています。
まとめ
松戸市は、戦後日本の経済発展の頃に急激に人口が増えた街です。地方からのお墓の引っ越しを受け入れたり、宗派不問や、永代供養、ペットも受け入れたりするなど時代のニーズに合わせて運営している霊園や寺院墓所があります。公営もありますが人気が高く空きが少ないため、希望する人はサイトを細目にチェックしましょう。また、並行して私営の霊園や墓所を比較検討することが必要でしょう。