お墓・墓石の種類
2017年10月20日
お墓を購入されるときに、様々なものが販売されているので迷われる方も多くいらっしゃいます。
今回は、お墓や墓石の種類などについてお話して行きたいと思います。
お墓の種類はどんなものがあるのでしょうか?
お墓には一般的に、和型と洋型があります。和型というのは基本的には縦長の形をしています。飽きの来ないデザインであることと、どこか懐かしさを感じさせます。縦長なので正面に縦書きで文字を入れるのに適当な形なのです。
洋型というのは横長で近代的な感じになります。お墓の高さが低いのでバランスが取れているので地震の多い日本では地震に強いのが特徴ともいえます。そして、墓石に手が届きやすいので掃除をしたり、お手入れをするときにやりやすいです。
墓石の石の種類はどんなものがありますか?
墓石の石の種類は火成岩が主で火成岩の中でも5種類程ありますが、安山岩・花崗岩・閃緑岩が良く使われます。
中でも安山岩と花崗岩が墓石材の中心です。
また、墓石では国産品と外国産品に分けられます。
昔は国産品のみでしたが、国内の人件費の高騰など様々な要因で外国産品も多く見られるようになりました。
花崗岩の国産品では四国の庵治石が有名です。他にも宮城県の吾妻みかげ、茨城県笠間市の稲田みかげ、真壁みかげ、岡山県の万成石、愛媛県の大島石などです。
安山岩では神奈川県真鶴半島の本小松石などが有名です。他にも山梨県の本山崎石、宮城県の伊達冠石などです。国産品では他にも磐梯みかげ、青葉みかげ、北木石など多くの産地があり沢山の有名石材があります。
外国産品ではインド産クンナムブラック、インドM1H、アフリカ産インパラブルー、中国産河北山崎、北大青等々、様々な色や石目があり、自分の好みや故人の希望で選べます。
外国産品も他にも多くの石種があり、あまりに多くの種類があるので石材店の相談員と良く打ち合わせする事をお勧めします。
お墓の形はみなさんどんなものを選ぶのでしょうか?
6~7割の人が洋型を選びますが、周りが和型だと和型を選んで、洋型だと洋型を選ぶという人が多いです。
やはり、自分の好きなものを選ぶのも大切ですが、周りとの調和を考えて選ばれる方も多いものです。墓地の雰囲気を壊してはいけないので、慎重に決めていらっしゃる方が多といえます。実際に色々なものを比べながら自分の目で見て決めるのが良い方法でしょう。
お墓には和型と洋型というのがありますとお伝えしてきましたが和型は縦長で飽きの来ないデザインで正面に字を書くのに適した形をしていますし、洋型は近代的な雰囲気が魅力で、高さが低くて地震に強くて墓石をお手入れしやすいということでした。
石の種類も様々なものがあるのでなかなかすぐには決められないと思います。後で後悔しないために実際に見に行って家族で相談をして話し合って決めましょう。周りのお墓の雰囲気を見てそれに合う形にすることも重要です。
せっかくお気に入りのお墓を買ったのに周りと浮いてしまったということにならないようにじっくり決めていきたいものですね。