卒塔婆
2019年6月16日
卒塔婆とは、仏教において供養のためにお墓に立てる
細長い木の板のことですが
最近はよくこんな質問を耳にします。
*なぜ卒塔婆を立てるのですか?
*いつ片付けたらよいのですか?
そこで、簡単にお答え致します。
まず、卒塔婆を立てる意味ですが
「追善供養」の目的が主にあります。
故人に対しては、更に成仏できるように願いを込め
また、ご先祖様に対しては感謝の念も込め
施主様やご親族の方々がそれぞれ立てられます。
例えば納骨時や回忌法要、春、秋のお彼岸やお盆の時です。
つぎに、片付けるタイミングですが
決まりはありませんが、卒塔婆は木製ですので
板の色目が変わって、古くなってきたと感じた時で
良いと思います。
ちなみに、市川の杜霊園では
常に無料で古い卒塔婆のお焚き上げを行っております。
都度、ご面倒でもお客様ご自身で管理事務所までご持参ください。
余談ですが、最近は強風で古くなった卒塔婆が折れて
他の墓所に飛ばされる事例もありました。
ぜひ古くなった卒塔婆のお焚き上げに
皆様のご協力をお願い致します。
なお、仏教の宗派の中でも「浄土真宗」は
卒塔婆はございません。
市川の杜霊園