お葬式・法要のマナー
2017年12月30日
お葬儀や法事などは、人生で何度も経験するものではありません。かといって、多く経験できればよいというものでもなく、これは自然に行われる儀式なのです。
あまり経験したことがないからよくわからない、大人として恥ずかしいことにならないよう最低限のマナーは覚えておく必要があります。故人の手前、遺族や周囲の人から失礼な人だと思われないようにしましょう。
服装
葬儀、通夜の服装です。基本的には立場によって異なります。
●喪主・・・男性であればモーニング、スーツなどでワイシャツは白、ネクタイ、靴下、靴は黒です。女性であれば和装で染め抜き、5つ紋付きです。下着と半襟は白、草履、バッグも黒です。
●親族、参列者・・・男性は黒のスーツ。女性は肌があまり露出しないもので、スカートであれば若干長めのほうがよいです。また、華やかにならない程度のレースやサテンが付いているものでもよいです。
法要やお別れ会などに出席する場合は、儀式の服装よりは軽めの装いで無地などのシンプルなものがよいです。色については黒でなくてもグレーや濃紺、濃茶でもよいです。
身につけるもの
男女問わず覚えておきましょう。
●バッグ・・・金具のないもの、光沢のないものがよいです。また、セカンドバッグとして黒の手提げ袋を入れておくといいです。
●靴・・・飾りや光沢のないものがよいです。女性の場合、3~5cmのヒールの高さがちょうどいいです。また、男性の場合は似たような靴を履いていることが多く、人数が多いとわからなくなるので自分の靴には目印をつけておくといいです。
●ネックレス・・・真珠以外のものでもよいですが、黒オニキス、黒曜石などにしておきましょう。また、不幸が重なることを連想させるので二連、多連のものは避けます。
黒数珠・・・宗派を問わず使える片手の一連念珠がよいです。色や房などの種類が多いので、好きな色や石を選びましょう。
●ふくさ・・・香典を包むときに使います。色の定番は紫ですが、買うときは好きな色を選んでもよいです。ふくさは、1つ持っていると便利です。
●髪型や化粧・・・男女ともに髪型は派手ではなく、控えめに清楚にします。化粧はパール、ラメ系ではなく、ベージュ系でナチュラルなものにします。
毛皮や動物製品などは、殺生を連想させるので使わないように気を付けましょう。
熨斗
香典はとても大切なものです。故人の供養や葬儀など、急な出費で大変な親族に対する助け合いの意味合いが込められています。香典の相場は、宗教、お寺、地域、立場、年代によって様々です。どうしても気になる場合は、友人や身内、葬儀会社に聞いてみるとよいです。
香典を入れる熨斗袋は、忌み明けの前と後々では表書きが変わってきます。
・忌み明け前・・・薄墨色を使います。御霊前とかきます。
・忌み明け後・・・黒色を使います。御仏前、御佛前、御菓子料などとかきます。
また、香典の金額によっても使う熨斗袋が変わってきます。
・5000円以下・・・水引が印刷してあるもので、最も簡略な熨斗袋を使います。
・1万~2万円以下・・・水引が黒白、または双銀のもので、7~10本のものを使います。
・3万~5万円以上・・・水引が黒白、または双銀のもので、10本以上のものを使います。
・10万円以上・・・大判でヒダ折りの、高級和紙などを使って、水引も大きく豪華なものを使います。
マナーを知る
葬儀や法要は、祝い事とは異なり急な出来事です。遺族や親族は深い悲しみに暮れています。しめやかな態度、控えめな態度は遺族や親族への配慮の表れでもあり、マナーを守ることはとても重要なのです。
故人との時間を最後まで大切にするためにはに、失態や失言などで、その場の雰囲気を壊さないようにしましょう。
まとめ
お葬式や法要のマナーは、大人として知っておくべきマナーです。知らなかったとはいえ、失礼があっては取り返しがつきません。服装や持つものにも意味があるのできちんと守りましょう。