御影石の耐用年数は、半永久的と言ってもいいでしょう。
御影石は兵庫県の御影町で産出した花崗岩が語源となりました。
花崗岩は非常に硬く、風化作用にも強いため現在のお墓に多く使われています。
しかし御影石にも弱点があります。硬いが故に御影石どうしをある程度の強さでぶつけると簡単に欠けてしまいます。
ですから墓地のお掃除等で花立、香炉などを動かす時には注意が必要です。また、もう一つは火にも弱い事です。法事などで香炉に入れた線香は燃えすぎると約1000度近くにも達するので、これに冷たい水などをかけると香炉自体に亀裂が入ることもあります。
以上のことに気をつければ半永久の耐久性を確保できるでしょう。